進学や就職、転勤など節目節目において引っ越しをする際に出てくるのが不用品の処理問題です。
小さなものであれば一般ごみとして処分することができますが、ベッドやマットレスなど大きなものの場合一般ごみとして処分することができず、「どう処分すれば良いの?」、「不用品回収業者ってどのくらい料金がかかるの?」と処分に困ってしまった経験はありませんか?
この記事では、特に東京都でベッドやマットレスなどを処分したい方に向けて、処分方法を紹介。不用品回収業者と自治体を利用する2つの方法について、メリットや料金相場を細かく解説していきます。
不用品回収業者に依頼したときの東京都内の費用相場
ベッドやマットレス、布団などを処分する方法はいくつかありますが、最も手軽な処分方法が不用品回収業者に依頼する方法です。
しかし、手軽に処分ができる一方で、不用品回収業者の料金相場が気になるという方も多いのではないでしょうか。
東京都内に対応する不用品回収業者にベッドの回収を依頼した場合、ベッド本体とマットを合わせて6,000円~15,000円程度が料金相場です。
その他、建物の形態(階段があるか否か、つり上げが必要かどうかなど)によって追加料金がかかることもあります。東京都の場合は高層マンションやビルも多いので、追加料金が加算されるケースも祟りますです。
追加料金の有無に関しても各不用品回収業者によって異なるので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
また、シングルやセミダブルであるかなどのベッドサイズはもちろん、ベッドサークルがパイプかどうかなどベッド自体の種類などによっても料金が異なります。
料金は同じ東京都内の不用品回収業者でも業者によって料金が異なります。時間に余裕があれば、東京都内の複数の不用品回収業者から見積もりを取ってみましょう。複数社を比較すれば、納得できる安い不用品回収業者を見つけることができます。
不用品回収業者に依頼するメリット
東京都で不用品回収業者にベッドの回収を依頼した場合、自身で処分するよりも料金がかかります。
しかし、その分メリットが多いため、不用品回収業者に依頼する方は非常に多いです。ここでは、東京都でベッドを処分する際に不用品回収業者を依頼するメリットについてみていきましょう。
- 最短即日で対応してもらえる
- 重いベッドを部屋から搬出してもらえる
- ベッドの解体から依頼できる
- 他にも不用品が何点かある場合、ベッドと一緒に引き取ってもらえる
急に決まった引っ越しや早めに対応したい遺品整理などの場合、なるべく早く回収にきてくれる不用品回収業者は非常に便利です。部屋まるごと片付けてもらいたい場合にも、他の不用品とまとめて処分してもらえるため、手間がかかりません。
また、処分するものがベッドという大型の家具だからこそ、処分は力仕事となります。女性や高齢の方だと解体したり搬送するにも苦労するので、料金がかかったとしても不用品回収業者の力を借りる価値があると言えるでしょう。
東京都の自治体でベッドは回収対応してもらえる?
さきほど不用品回収業者を利用するメリットを紹介しましたが、処分まで急を要していない方や、処分にかかる料金を少しでも減らしたいと思う方は、東京都の各自治体で回収を依頼するのも一つの手です。
東京都にお住まいの方は、処分したいベッドがある場合粗大ゴミとして自治体で回収してもらうことが可能です。ただし、東京都内でも各自治体によって大きさの規定や処分方法は異なるため、自分が住んでいる自治体のルールを確認するようにしましょう。
東京都千代田区の粗大ごみ回収ルール
ここでは、例として東京都千代田区を参考にして、自治体で回収できる粗大ゴミのルールをご紹介します。
千代田区では、粗大ゴミの規定を「家庭で使わなくなった家具や寝具などで、おおむね30㎝以上、長さ1.8m以下のもの」としています。
そのため、処分するベッドが1.8mを超えるものだった場合、自身でベッドを解体あるいは切断する必要があります。
東京都千代田区でベッドの処分を依頼する手順
東京都千代田区でベッドの処分を依頼する場合の手順は下記のとおりです。
- 東京都千代田区のホームページあるいは電話で、粗大ごみ収集センターに回収を予約する
- 処分したいベッドに対応した金額の粗大ごみ処理券を購入する(東京都千代田区内のコンビニエンスストアや個人商店で購入可能)
- 予約した日の朝8時までに粗大ごみ処理券を貼ったベッドを自宅前に出しておく
ちなみに、65歳以上の高齢者あるいは障がい者の方で、自身で運び出しをすることが困難な場合には粗大ごみ収集センターに連絡しましょう。
また、年末や、3~4月などの引っ越しシーズンには粗大ゴミ回収の申し込みから回収当日までに時間を要する場合もあります。最長2~3週間の時間がかかることもあるので、処分が決まっている場合にはできるだけ早く申し込むようにしましょう。
自治体で回収を依頼する場合の手数料
自治体に回収を依頼する場合の一番のメリットは、手数料の安さです。
東京都の自治体でベッドの回収にかかる手数料は、各自治体やベッドの種類によって異なります。
先ほどと同じく、東京都千代田区を例に挙げてましょう。
- シングルベッド…900円
- ベッドマット…900円
- パイプベッド……900円
- セミダブルベッド…1,600円
- ダブルベッド…1,600円
- ソファーベッド…1,600円
※マットレスの処分には、別途300円必要となります。
不用品回収業者に依頼するよりも料金はずっと安く済むものの、自分で搬出する手間と回収日まで待つ時間がかかることは承知しておきましょう。
東京都の自治体に持ち込む方法
車などを使ってベッドを自分で運ぶことができる場合には、東京都の自治体の粗大ごみ処理施設に持ち込むことも可能です。
自分で持ち込むとより手間がかかる反面、自治体や不用品回収業者に回収に来てもらうよりもずっと安価で処分することが可能です。
ただし、東京都内でも各自治体で持ち込みの可否が異なります。また、方法や受付時間・曜日に関しても各自治体によって異なることから、事前に確認するようにしましょう。
ベッドの買い替え時には引き取ってもらえるケースも
処分に困るベッドですが、ベッドの買い替えの場合には購入店舗で処分したいベッドを引き取ってもらえるケースもあります。
店舗によって引き取りのサービスを行っているかどうか異なりますが、基本的に新しく買う家具と同じ種類の家具(今回の場合はベッド)を購入する場合に限り引き取りを行っている店舗が多いです。ただし、引取にも料金がかかる点には注意しましょう。
ベッドの引き取り・処分に要する費用はお店により異なりますが、1点購入した場合、同様の家具を3,000円ほどで引き取るお店が多いです。ただし、不用品回収業者に依頼する場合と同様、階段の有無やつり上げ作業が必要か否かなどによって料金に差が生じるので、料金に関して事前に確認すると安心です。
東京都内には、ベッドをはじめとする家具の引き取りサービスを行っている販売店は多数あります。通信販売店でも引き取りサービスを行っている場合があるので、ベッドの買い替えを検討している方はぜひチェックしてみてください。
まとめ:粗大ゴミが多い・手間がかかる場合には不用品回収業者へ
今回は、東京都内で不要になったベッドやマットレスを処分したい場合の処分方法や、不用品回収業者・自治体での処分費用についてご紹介しました。
それぞれにメリット・デメリットがあり、現状に合わせた処分方法を選択する必要があります。
時間に余裕があり、処分に要する料金をできるだけ抑えたいと思うのであれば、自治体に回収を依頼する方法が最も安価な方法です。
ただ、その分手間と時間がかかるので、急な引っ越しで即日対応が必要な場合や、他にも処分を依頼したい粗大ごみがあるなどの場合には不用品回収業者への依頼をおすすめします。
自治体と比較すると料金はかかるものの、スピード感を持って処分してもらえるはずです。
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