不用品回収の軽トラック積み放題プランについて解説

不用品回収業者では、軽トラの積み放題サービスが提供されています。

軽トラに詰め込める量であれば、どれだけ積んでも一定の料金で収まるお得なサービスです。しかし、軽トラに積めるだけ、と言ってもどれくらい積めるのかわからない方も多いでしょう。

今回は、不用品回収業者の軽トラ積み放題サービスについて、積載量や料金を詳しく解説します。

この記事は、次のような人におすすめです。

• 軽トラックの不用品回収の価格がお得か気になる人
• 軽トラック1台でどのくらいのゴミが積めるか知りたい人
• 不用品回収業者に依頼するときの注意点を押さえたい人

不用品回収の「軽トラック積み放題サービス」とは

不用品回収の軽トラック積み放題サービスとは、一定額の料金で家電や家具、ゴミを処分してもらえるお得なサービスです。

ただ不用品を回収してもらえるだけでなく、部屋の中のゴミを分別不要で持っていってもらえますし、時間をかけて片付ける必要もありません。また、重たい粗大ごみの搬出も業者に任せることができます。

このようなメリットがあるため、不用品回収業者は急ぎの引越しや遺品整理のケース、女性や高齢者で重たいゴミを外に出せない方などに適しています。

量が多くても軽トラックに詰めれば一定の料金で済むので、一度に大量の不用品回収をしたい場合は業者の軽トラック積み放題パックの利用がおすすめです。

積み放題だけでなく、単品回収サービスもある

不用品回収業者のプランには、積み放題サービスだけでなく単品回収サービスもあります。

単品回収とは、回収を依頼するゴミの品目別に設定された料金を支払うプランのこと。冷蔵庫1点だけ、洗濯機だけなど、不用品回収を依頼する数が少ない場合は積み放題サービスよりも単品回収の方が格安価格で処分してもらえることがあります。

単品回収の家電・家具の品目別の料金相場は、次の表の通りです。

家電・家具の品目料金相場

軽トラックの積み放題サービスを依頼するほど家電や家具、ごみがない場合には、単品回収がおすすめ。

廃品に対して過剰な不用品回収サービスを契約すると、お金の無駄遣いになるので気を付けましょう。

家電リサイクル法の対象品目に注意

家電リサイクル法の適用を受ける家電は、通常の回収費用とは別に追加料金をとられるケースがあります。

というのも、家電リサイクル法に該当する家電製品は他の品目とは異なった処分をしなければいけないため。

家電リサイクル法が適用される品目は、次の通りです。

• パソコン
• 洗濯機
• テレビ
• エアコン
• 冷蔵庫

上記のような家電リサイクル法の対象品目は、自治体の粗大ごみ回収サービスでも対応していないことが多いため、不用品回収業者に回収依頼をする方も多いでしょう。

その際には、ホームページに書いてある料金以外に追加料金が発生しないかよく確認してください。

軽トラックの積載量はどれくらい？

軽トラックに積めるだけと言っても、際限なく積めるわけではなく、高さや重さの制限があります。

体積で言えば2.5㎥くらいを積み込むことが可能で、たたみ1畳～2畳分の広さに高さ1mほどの不用品が積める、といったイメージです、

また、軽トラック1台の最大積載量は350kgほどとされているため、あまりに重すぎるものは乗せることができません。

軽トラ積み放題を頼む際の積載量のイメージとしては、1K～1DKの部屋から引っ越す際の不用品をまとめて積める程度。

家庭用の洗濯機は70kg程度、冷蔵庫は60kg程度、2人掛けソファが30kg程度なので、軽トラック1台でも一般家庭にあるだいたいのものを回収できます。小さめの本棚や衣装ケース、布団なども一緒に積むことができるでしょう。

不用品回収の軽トラ積み放題の料金目安

多くの不用品回収業者で軽トラック積み放題のサービスを行っていますが、料金相場はおおよそ15,000円～25,000円。

各不用品回収業者のホームページで軽トラ積み放題パックの料金目安が書いてあるため、問い合わせの際には料金プランを参照しましょう。

ただし、自宅に訪問するための出張費や、重たいものを搬出するための費用（搬出費や人件費）などによって料金が増えることもあるため、記載されている料金はあくまで目安と考えておくのがベター。

詳細な料金は、不用品回収業者に問い合わせをして無料見積りを出してもらって確認するのが一番正確です。

なお、先程紹介した「家電リサイクル法」の対象になる品目は、軽トラ積み放題パックの場合も別途料金が発生する可能性があります。積み放題にする場合も、追加料金が発生しないかよく確認しましょう。

ごみの量が多い場合には1.5トン～4トントラックがおすすめ

部屋の中にたくさんのごみや家電・家具がある場合は、軽トラックではなく、1.5トントラックや2トントラック、4トントラックの格安積み放題サービスの利用がおすすめです。

トラックの種類別の料金相場と回収できる不用品量の目安は、次の表の通りです。

費用目安

回収できる量

大きなトラックの積み放題サービスなら、ダブルベッドやソファー、ファミリーサイズの洗濯機、冷蔵庫などの大型の家具もまとめて回収してもらえます。

軽トラでは積みきれそうにない、1トントラック以上の積み放題プランについて知りたいという方は、こちらの関連記事をご覧ください。

気をつけたい不用品回収業者へ依頼時の注意点

軽トラックの格安積み放題パックに限らず、不用品回収業者のサービスを利用する場合は次のような点に注意することをおすすめします。

• 積み放題プランは料金変更ができないことがある
• 軽トラックの積み放題サービスで回収できないものがある
• キャンセル料を確認しておく
• 無料の不用品回収業者の利用には注意する

積み放題プランは料金変更ができないことがある

部屋の中からごみを出してみると、案外量が少なくて軽トラックの荷台にすき間がたくさんできてしまうケースもあります。

軽トラックの積み放題プランでは、このように想定よりも荷物が少なかった場合、後から料金を変更できないことがあります。業者によっては想定よりも荷物が少ない場合にはその分料金を引いてくれることもありますが、積み放題の場合は定額料金が基本です。

できるだけ抑えた価格で積み放題プランを利用するためには、優良な不用品回収業者に依頼をして正確な見積もりを出してもらうことが大切です。

自分の不用品の量や家屋の状況（1階にあるか2階にあるか）を正しくに伝えて、適した積み放題プランの料金を提示してもらいましょう。

悪質な不用品回収業者だと見積もり自体してくれなかったり、必要以上に大きいトラックのパックを進められたりする可能性があるので、注意してください。

軽トラックの積み放題サービスで回収できないものがある

軽トラックの積み放題サービスは、すべての家電や家具、ゴミの回収に対応できるわけではありません。

積み放題パックで多くの不用品回収業者が対応不可としている主なものは、次の通りです。

• 建築系の廃棄物
• 医療系の廃棄物（注射器など）
• 特殊重量物（金庫、ピアノなど）
• 危険物
• 汚染物（液体、食品など）
• 可燃物（スプレー、ライターなど）
• 血液が付着したゴミ

不用品回収業者によってはオプション料金を払うことで回収してもらえることもありますが、一般的には断られることが多いです。

いずれにせよ、事前に不用品回収業者に回収・廃品できる品目を確認することが大切です。

キャンセル料を確認しておく

何らかの理由で不用品回収サービスをキャンセルする場合は、所定の料金を払うことになるケースが多いです。

サービス利用日の何日前からキャンセル料が発生するのか、料金はいくらなのかあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

悪徳な不用品回収業者の中には、不当に高額なキャンセル料を請求してくる業者もあります。軽トラックの積み放題サービスを契約するタイミングで、担当者に詳しい料金の説明をしてもらいましょう。

無料の不用品回収業者の利用には注意する

不用品回収業者を利用すると、基本的に何かしらの料金が発生します。不用品回収業者も回収したものを処分するために費用がかかるため、一定の料金を設定しています。

しかし、中には無料で家電や家具、ゴミを回収すると謳っている不用品回収業者もいます。このような無料の回収業者は、一般廃棄物収集運搬業の許可や古物商の許可を得ていない違法業者である可能性が高いので、注意が必要です。

経済産業省のホームページでも、無料の不用品回収業者への注意が仰がれています。無料の不用品回収業者の利用者から、金銭的なサービスに発展したという事例が多く集まっており、注意喚起がされているのです。

「できるだけ安く回収をお願いしたいから無料の不用品回収がいい」と思って利用を考える方もいるかと思いますが、きちんとした許可があるのか、料金など不透明なところはないかをしっかりチェックすることをおすすめします。

まとめ：量に応じて積み放題パックを利用しよう

軽トラックの積み放題サービスは、比較的お得に家電や家具、ごみを回収してもらえるサービスです。

積み放題とは言っても、軽トラックに積める量には決まりがあるため不用品の量を確認することが大切です。

積みきれるか分からない場合には、不用品回収業者に問い合わせをして、廃品・回収してもらうものの量に合った積み放題パックを提示してもらいましょう。

当サイトでは、軽トラ積み放題パックを用意した不用品回収業者をランキング形式で紹介しています。軽トラの積み放題を依頼する際の参考にしてみてください。

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