自力で頑張ってゴミ屋敷になった部屋の掃除をしても、その後に綺麗な状態を維持するコツを知らなければすぐに元のゴミ屋敷に戻ってしまいます。
そこで今回は、ゴミ屋敷を片付けその後に部屋を綺麗な状態のまま維持するためのコツを具体的に紹介します。
この記事は、次のような人におすすめの内容です。
- ゴミ屋敷を片付けたその後に部屋を維持できない人
- 部屋の掃除の方法が分からない人
- 片付けをしたその後にまたゴミ屋敷になった人
ゴミ屋敷を片付けたその後に綺麗な状態を維持するコツ
それでは早速、ゴミ屋敷を片付けたその後も部屋をきれいな状態のまま維持するためのコツをチェックしていきましょう。
今回紹介するコツは次の4つです。
- 部屋の掃除方法をきちんと知る
- いらないものは買わない・処分する
- 片付けやすい収納方法を考える
- 友人や家族を定期的に部屋に招く
順番に、ゴミ屋敷を片付けその後に部屋を綺麗に保つコツの内容を詳しく見ていきましょう。
掃除の作業方法をきちんと知る
自力でゴミ屋敷だった部屋を片付けた人なら、その後の掃除の方法をきちんと理解しているかもしれません。
しかし、中には親しい友人や実家の家族、ゴミ屋敷専門の清掃業者に部屋の片付けお願いした人もいるでしょう。
こうした人の中には、その後の部屋の掃除方法をきちんと知らない人もいます。
ゴミ屋敷を片付けたその後でも、生活をすれば部屋は汚れていくので短時間でも日々掃除をすることが大切です。
毎日の部屋の掃除方法を身に付ける上で、特に大切になるポイントは次の3つです。
- 片付けに必要な最低限の掃除用具を準備する
- 定期的に部屋の片付けをする
- 自治体のごみ処理方法をチェックする
それでは順番に、ゴミ屋敷を片付けたその後に大切になる掃除方法のコツをチェックしていきましょう。
片付けに必要な最低限の掃除用具を準備する
ゴミ屋敷の片付けでなくても、部屋を掃除するためには基本的な掃除用具が必要になります。
徹底的に清掃するためにはいろいろな掃除用具を買いそろえなければ行けませんが、毎日の掃除は最低限必要な道具だけで大丈夫です。
ゴミ屋敷を片付けたその後の部屋の掃除に必要な道具の具体例は以下の通りです。
- 掃除機
- 雑巾
- ハンディモップ
- バケツ
- ゴミ袋
- ビニール紐
- ガムテープ
- 中性洗剤
定期的に部屋の片付けをする
ゴミ屋敷を片付けたその後は、リバウンドを防止するためにも定期的に部屋の片付け作業をするように心がけましょう。
仕事などで「掃除をする時間が取れない」という人もいるでしょう。しかし、毎日30~50分かけて部屋の掃除をしなくても大丈夫です。
毎日5分だけ時間を取って簡単な部屋の掃除をするスタイルでも問題ありません。
例えば、月曜日はトイレ掃除、火曜日はキッチンの片付けというように、曜日ごとに片付けをするエリアを決めておきましょう。
そうすれば、1日の掃除の時間が短時間でもゴミ屋敷を片付けたその後の綺麗さを維持しやすくなります。
自治体のごみ処理方法をチェックする
ごみの処分方法は、自治体によって異なります。部屋の掃除作業をすれば多かれ少なかれごみが出るので、あらかじめ処分方法をチェックしておくことをおすすめします。
処分方法をチェックするときのポイントは、以下の通りです。
- 可燃ごみや不燃ごみ、プラスチックなどの資源ごみの回収日がいつか
- 指定のゴミ袋はあるか
- 捨て方に細かいルールはあるか
自治体のごみの処分方法は役所のホームページなどで確認できます。
ルールをしっかり理解したい人は管轄の役所に直接電話をかけて相談するといいでしょう。
いらないものは買わない・処分する
ゴミ屋敷を綺麗にしたその後は、特に生活に必要がないものは買わないように意識することがポイントです。
せっかく部屋が片付いているのに、荷物が大量に増えると再びゴミ屋敷に陥りやすくなります。
マンションやアパートの部屋によっては、収納場所が少ないこともあります。ゴミ屋敷を片付けたその後にリバウンドしないためには、部屋に収納できるレベルを考えることが大切です。
買い物に依存している人や収集癖がある人は注意が必要です。普段からいらいないものを買わないように意識していても、気付いたら購入していたケースも珍しくありません。
自分にとって必要か不要か判断できない場合は、母親や兄弟などに明確な基準を作ってもらうのもおすすめです。
例えば、「同じ種類のものは1個までしか買わない」「2、3ヶ月使わないものは処分する」というようなルールを考えてみるといいでしょう。
片付けやすい収納方法を考える
部屋の掃除方法を理解したその後は、荷物を片付けやすい収納を考えることがポイントです。
例えば、毎日の生活に必要な荷物は取り出しやすい棚に収納したり、使用頻度が低い荷物を戸棚の奥に入れたりなどの工夫をするといいでしょう。
必要に応じてホームセンターなどで収納ケースを購入するのもおすすめです。
出したものを片付けるときに、面倒に感じると出しっぱなしになって部屋の中に荷物が溢れてしまいます。
毎日の生活を振り返って、自分がよく使うものと使用場所を書き出してみるとスムーズに最適な収納方法を考えられるでしょう。
友人や家族など外部の人を定期的に部屋に招く
ゴミ屋敷を片付けたその後は、定期的に親しい友人や実家の家族などを部屋に呼んで綺麗な状態を保つのもひとつの方法です。
人を部屋に呼ぶ約束をすると「誰かに部屋を見られるから片付けなくては」という気持ちになるきっかけになります。
なかなか部屋の掃除をする気にならない人はぜひ試してみてください。いつもは家の外部で会っている友人を自宅に招くと、新鮮さを楽しめるかもしれません。
男性・女性問わず、仕事などで忙しくて掃除をする時間が取れない人がいるかもしれません。
しかし、ゴミ屋敷を片付けたその後は、いつでも部屋に人を呼べる部屋の状態を維持するように心がけることが大切です。
その後自力で対応できないゴミ屋敷になったら業者依頼がおすすめ
ゴミ屋敷を片付けたその後に、自分なりの片付けをしたにも関わらず、再度部屋がゴミで溢れてしまう場合もあるでしょう。
親しい友人や実家の家族に掃除を頼んでも片付けられそうにない場合は、ゴミ屋敷専門の清掃業者に依頼するのがおすすめです。
プロの清掃業者にゴミ屋敷の片付け作業を依頼すれば、あっという間に部屋が綺麗にありますし、その後の部屋の掃除方法も教えてもらえます。
費用はかかるが、すぐに対応可能
ゴミ屋敷の掃除を専門業者に依頼すると料金がかかりますが、相談をしたその後、最短即日でゴミ屋敷が片付きます。
テレビや雑誌などで、清掃業者がゴミ屋敷の片付けを依頼した事例が紹介されているのを見かけた人もいるでしょう。
ゴミ屋敷の清掃サービスを提供している業者はたくさんあるので、自分が住む地域で評判の業者や費用に納得できる業者を探してみてください。
掃除のやり方や片付け方を学べる
ゴミ屋敷は片付けたその後に、掃除をしたり、整理整頓をしたりして綺麗な状態を維持することが大切です。
清掃業者の中には、利用者がサービスを利用したその後にきちんと片付けができるように簡単な掃除方法を教えてくれる業者があります。
すべてのゴミ屋敷の清掃業者で掃除方法を教えてくれるわけではありませんが、業者を選ぶときのひとつの基準にするのもおすすめです。
まとめ:ゴミ屋敷は片付けたその後の維持がポイント
ゴミ屋敷になった部屋を片付けても、綺麗な状態を維持しなければあっという間に汚くなってしまいます。
マンションやアパート、一軒家に限らず、状況が悪いゴミ屋敷を放置し続けると近所の住人とトラブルになったり、行政に強制執行をされたりなどの対応を取られる場合があります。
ゴミ屋敷が火事の原因になって逮捕される可能性もあるので、今回紹介した内容を参考に片付けをしたその後の対応を考えてみてください。